我が家のサーバは、Mac OS X Server 10.3にplone.orgからダウンロードしたPlone 2.0.4 Installer for Mac OS X 10.2 and 10.3をインストールして環境を作っている。
このインストールパッケージを用いると、Python, Zope, Ploneをすべてまとめてインストールしてくれるので、とても楽チンだ。ただ、以前使用していたFreeBSD上にPython, Zope, Ploneをそれぞれ単体でインストールしたときと、ディレクトリ構成やら使用しているポート番号などが異なっていて、とまどうことも少なくない。
その辺の話を以下にメモしておく。
・インストール後の状態
必要なファイルはすべて
/Applications/Plone2
フォルダ以下に収められている。デフォルトのサイトは、
/Applications/Plone2/Sites/Default
になる。PythonとZopeは、それぞれ
/Applications/Plone2/Library/Software/Zope270/Zope
/Applications/Plone2/Library/Software/Zope270/Python
にある。また、Mac OS X Serverのブート時にZopeを実行するための設定ファイルが、
/Library/StartupItems/Plone2
以下に収められている。
・バージョン
Python: 2.3.3
Zope: 2.7.0 rc2
Plone: 2.0.4
・ポート番号
Plone: 8200
Zope管理: 8282
※ポート番号を変更するには、下記のファイルを編集する。
/Applications/Plone2/Sites/Default/etc/plone.conf
・起動と終了
Zope(Plone)を起動するには、ターミナルから
/Applications/Plone2/Tools/start Default
とする。終了するには、やはりターミナルから
/Applications/Plone2/Tools/stop Default
とする。
※Mac OS X Server起動時には自動的に起動するはず。
・初期パスワード
Zopeの初期パスワードは下記のファイルに記載されている。
/Applications/Plone2/Sites/Default/admin-password.txt
・Zopeプロダクトのインストールディレクトリ
/Applications/Plone2/Sites/Default/Products
・Pythonパッケージのインストール方法
パッケージを解凍し、ターミナルからsetup.pyの存在するディレクトリに移動する。次に下記のコマンドを実行することでパッケージをインストールできる。
/Applications/Plone2/Tools/pysetup Default
※通常の python setup.py install でのインストールは行わないこと。
・情報
下記のファイルに情報がある。
/Applications/Plone2/ReadMe.html
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