まずは持っていくPowerBook G4 12"にPlone 2.1をインストール。
自宅のサーバに使っているMac OS X Serverにはplone.orgで配布されているMac OS X用のパッケージを使ってインストールしているのだが、今回はパッケージがないので必要なものを個別にインストールする。
Mac OS X Tigerには、Python 2.3.5、gcc 4.0.0、GNU make 3.80がはじめからインストールされているのでこれらは問題なし。
そこでzope.orgからZope 2.8.1をダウンロードして展開する。Mac OS Xだとダウンロードしたところで自動的に展開してくれるので楽チンだ。
展開したフォルダのdoc/INSTALL.txtをよく読む。読み終わったら、インストール開始。
まずターミナルを起動してsuしたら…… rootになれないじゃん! そういえばこのマシンでsuしたことなかったよなぁ、なんて思いながらNetinfoマネージャを立ち上げてメニューから[セキュリティ]→[ルートユーザを有効]を選んでrootのパスワードを設定する。
再度ターミナルからsuしてrootになる。今回はzopeを/Applications/zopeにインストールするつもりなので、
./configure --prefix=/Applications/zope
とする。問題なく終了すれば、
make
でコンパイルがはじまる。問題なく終わったら、
make install
で、インストールできる。ここでいったんexitして普通のユーザに戻っておく。
さて、次はzopeのインスタンスの作成だ。zopeをインストールした/Applications/zopeの下のbinディレクトリに移り、プロンプトから
python mkzopeinstance.py
とする。インスタンスを作るディレクトリを聞かれるので、ここでは/Users/kahei/zopeと答えておく。今回は自分のホームディレクトリの下にインスタンスを作る。次にzopeの初期ユーザの名前とパスワードを聞かれるので、これに答えればインストールは終了。
インストールした/Users/kahei/zopeの下にできているbinディレクトリに移り、
./runzope&
すればzopeが立ち上がる。FirefoxなどのWebブラウザで"localhost:8080"にアクセスすればZopeの初期画面が表示される。
ふぅ、さて、Plone 2.1のインストールだ。
まずはplone.orgからPlone-2.1.tar.gzをダウンロードし、これを展開する。
展開したフォルダ内のすべてのファイルおよびフォルダを先ほど作ったZopeインスタンスのProductsディレクトリ、/Users/kahei/zope/Productsにコピーする。
これでZopeを再起動すればPlone Siteを追加できるようになる。
なんかいろいろWarningが出るけど、とりあえず無視。
ZMIからPlone Siteを追加して、Ploneが動くことを確認。
よし、インストール終了。今日はここまで。
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