9月16日に行われたOpen Source Summit 2006に行ってきた。
特に何も書かずにいたわけだが、きんねこさんが
参加プロセスがオープンでないイベントなので、参加者はフィードバックはオープンにしないとね(^^)。
と言っているので、何か書いておこう。
Summitという名前はどうかと思うが、オープンソース関係の濃い人たちが集まったことはたしか。全部で40人くらいか。IT系の出版社からも各一名ずつ参加者がいたのが、ちょっと不思議。
以下、メモを取っていなかったので軽く感想なんぞを。
最初に行われたライトニングトークで印象に残ったのは、日本Sambaユーザ会太田さんの話。
- あるオープンソースソフトウェアが発表され、ユーザが盛り上がってコミュニティが発生
- 活発に活動し、ソフトウェアの日本語化・ドキュメントの翻訳などを行う
- 活動の結果、ユーザも増え、ソフトウェアも普及し、情報も増える
- コミュニティに求められるものが少なくなり、中心人物達のモチベーションが下がる
- ほぼ活動停止状態に
というコミュニティのライフサイクルを感じてしまった。
あと、NoBUG佐々木さんの地方とオープンソースの話。
企業に行って、「オープンソースを導入しましょう」と言うと、「そういうの決められるのは東京なんだよね」と言われちゃうと。これは結構つらいな。
あとの発表については、吉岡さんの日記を見てもらいたい。
ライトニングトークの後自由討論になったわけだけど、どんな本なら売れるのかね? といった、どちらかというと出版関係の話をしてしまった。そのテーマで原稿書ける著者が日本にいるの? とか、誰それさん原稿書かない? とか。我ながら編集者っていうのは、しょうもない人種だよな。どこでもいつでも著者探しだ。;-(
5時半からは飲み会。スタート早い!
飲み会では、きんねこさんに会えたのがうれしかった。でも、聞いたのはつらい話だった。2次会では、みやはらさん達と今後のOpen Source Conferenceをどうすべきか話をする。私としては、企業色の強いカンファレンスにはせずに、今のゆるい感じのカンファレンスのままにしたほうがよいと主張しておいた。
Open Source Conferenceの今後については、これからも議論していくことになるんじゃないかな。
結局3次会のカラオケまで参加して、タクシーで帰宅。
第一回ということで、議論までいきつかず雑談で終わってしまった話も多い。でも、だからといって無益だったとは思わない。第二回、第三回と続けていくことで、それなりの議論を詰めていくことができると思う。今後に期待しよう。
みやはらさんが、オープンソースのSNSをOpenPNEで作ってくれた。興味のある人はメールくれれば招待するので、よろしく。(^^)
> きんねこさんに会えたのがうれしかった。
返信削除そーですか。わたしも鈴木さんに会えたのは収穫でした(^^)。
あの後はカラオケに行ったのですね。みなさん元気だなぁ...
>> きんねこさんに会えたのがうれしかった。
返信削除> そーですか。わたしも鈴木さんに会えたのは収穫でした(^^)。
そう言っていただけるとうれしいです。(^^)
> あの後はカラオケに行ったのですね。みなさん元気だなぁ...
そうなんですよ。皆元気だったなぁ。私は次の日たいへんでした。(^^;
はとちゃんは、やっぱり電車を乗り過ごして、
返信削除家で(誕生日を?)待っていた家族の頭から湯気が出てたと書いてありました。