今日は朝から息子の小学校のクラスへ行って、15分間ほど絵本を読み聞かせるというのをやってきた。なんでも父兄が順番にやっているんだそうで、今日は我が家の当番だとか。
何を読むかちょと悩んだが、結局シェル・シルヴァスタインの『おおきな木』を読むことに決めた。
残念ながら息子は昨日から熱を出して学校を休んでいるので、ベッドの横で本を読んであげた。読み終わって顔を見ると、ポロポロと涙をこぼして泣いている。学校で友達と一緒に聞けないのが悲しいのか、ストーリーが悲しかったのか、首を振るばかりでよくわからない。両方だったのかもしれない。
小学校の教室へ行き、子供たちを前に本を読む。思っていたよりも子供たちはずっと静かに話を聞いてくれた。息子のクラスメートがどんな反応をするのか興味深く観察していたのだが、ちょっと小学校二年生にはむずかしかったようだ。なにがおもしろいのかよくわからない、というような顔をしている子が多かった。でも、何人かは目に涙を浮かべていたな。
私がシェル・シルヴァスタインを知ったのは二十数年前の学生時代だ。あれから何回読み返したことだろう。そういえば、父親になってから『おおきな木』を読むのは初めてだ。いろいろと考えさせられる。
久しぶりに『ぼくを探しに』も読み返してみようかな。
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