日経パソコンPCオンラインの続・混沌の館にこんなコラムがあった。
紙の本は10年後になくなる
話の大筋は、紙の本が売れなくなって将来は電子ブックへ移行するだろうということだ。
まぁ、よく言われる話だし、珍しい話でもないので、どうでもよい。
おもしろかったのは、アメリカの出版事情が紹介されているところ。
アメリカのペーパーバッックの実売率は今50%前後に落ちているそうだ。日本でもここ10年くらいの間に実売率が落ちていて、中には返本率が50%を超える、つまり実売率が50%を割り込んでいる出版社もあるそうだから、似たような状況だ。
また、アメリカでは売れ残ったペーパーバックは表紙を切り取って、この切り取った表紙だけを出版社に返し、残りの部分は断裁するそうだ。これは知らなかった。
で、この表紙を切り取った残りの部分を古本屋に横流しする書店があるので、アメリカの古本屋には表紙の切り取られたペーパーバックが売られていることがあるとか。
今度アメリカに行く機会があったら、ぜひ古本屋によって表紙のない本を探してみよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿