先日のエントリでもちょっと紹介した7月2日に出たばかりのGoogle Androidプログラミング入門
の宣伝をば。
この本は、昨年の3月に出した「Google Android完全解説」というムックを今年の4月末に公開された最新のSDK 1.5に合わせて全面改訂したもの。
昨年出したムックは、実は世界最初のGoogle Android解説本だったんだけど、出した当初はさほど売れなかった。それが今年になって急に売れ始めて、年初に一度増刷をかけている。
このムックの原稿を基に昨年暮れから改訂を進め、4月末に公開されたSDK 1.5に合わせて一気に加筆/修正を加えて完成させたのが本書だ。
ムックのときと同様、株式会社豆蔵のメンバー8人が執筆に参加してくれた。なにせSDK 1.5が公開されたのが4月末だったため、著者陣は全員ゴールデンウィークをつぶして執筆を行っている。私も、今年のゴールデンウィークでは妻と息子を実家に帰して、東京で犬の珀美と留守番をしながら仕事をしていた。
ムックのときには正月をつぶして執筆してくれたし、本当に著者陣には頭が下がる。多謝多謝!
さて、ムックからの変更点だけれども、最新の情報を盛り込むのはもちろん、単なる入門書ではなく実際のアプリケーション開発に役立つ本にしたいという著者陣の熱意から、とても充実した内容になっている。ムックではA4変型で208ページだったものが、今回の書籍ではB5変型で648ページまでボリュームアップした!
内容の充実度、ボリューム、ページ単価では他社の本に決して負けないと思う。648ページで本体価格3800円というのは、絶対お買い得だよ。
ぜひ書店で他社のAndroid本と内容を比べてほしい。
以下、目次を載せておく。
第1部 基礎知識
第1章 Android SDKの概要
第2章 Android開発環境
第3章 開発ツール
第2部 開発の基本
第1章 Androidアプリケーションの4大要素
第2章 アクティビティ
第3章 インテント
第4章 サービス
第5章 データ入出力と永続化
第3部 画面要素
第1章 ユーザーインターフェイス
第2章 グラフィックス
第4部 実践開発
第1章 アプリケーションモデル
第2章 セキュリティ
第3章 リソースと国際化
第4章 センサーAPI
第5章 地図表示とロケーション
第6章 テスティングフレームワーク
第5部 応用開発
第1章 Input Method Framework
第2章 Connectivity Manager
第3章 カメラ
第4章 メディア
第5章 JNI(Java Native Interface)
第6章 アプリケーションの実行結果を解析する
第7章 ソースコードの探訪
第8章 Androidの開発用端末「Android Dev Phone 1」
第9章 アプリケーションの配布
付録A ウィジェットカタログ
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