JL407便で12時間かかって現地時間の午後6時にフランクフルト到着。機内でエヴァンゲリオン劇場版の序とターミネイター4と悪魔と天使を見た。座り続けでけつが痛い。
空港からタクシーで宿泊先のHotel Plazaへ向かうが、乗ったタクシーの運転手がなにやらドイツ語で文句を言っている。どうもホテルの場所が近すぎて金にならないとか言っているようなのだがよくわからん。タクシーの運転手に文句をつけられるなんて、フランクフルトでは初めてだ。気分悪い!
今年は一昨年泊まったのと同じホテルに宿泊。昨年泊まったホテルも悪くはなかったのだけど、ちょっとサービスを省きすぎ。セキュリティボックスも冷蔵庫もないってのはさすがに困るので、値段は少し高くてもHotel Plazaに戻すことにした。カウンターのお姉さんもHotel Plazaのほうがフレンドリーでいい。
いつもどおり、24時間12ユーロのインターネットバウチャーを購入してインターネットに接続する。まったく問題なし。
毎年のことだけれど、フランクフルトに来てもほとんど時差ぼけは感じない。朝早く目が覚めるので、むしろ好都合だ。今はサマータイムなので、日本との時差は7時間。日本時間から7を引けばフランクフルトタイムになる。
朝、ホテル近くのマイン川のほとりを散歩したのだけど、今年のフランクフルトはとにかく寒い! ジャケットの上にコートを着てもまだ寒い。まわりのドイツ人は皆真冬の格好をしている。
寒くてたまらないので、早々に散歩を切り上げてブックフェア会場であるメッセへ。ホテルから歩いて3分ほどのところにトラムと呼ばれる路面電車の駅があり、これに乗ればメッセまで6分ほどで行ける。
今年のブックフェアのテーマは「中国――Tradition & Innovation」だそうで、会場入り口にも中国語の書かれた看板が立っている。会場内には中国の亀甲文字の刻まれた亀の甲羅や、竹の巻物、木活字などが展示されていた。
今日は2社とミーティングを行ったが、そのうちの1つは2年前くらいから気になっていたPACKT Publishingだ。以前から会いたいと思っていたのだけど、接点がなくて会うことができずにいた。今年になって、ブースは持たないもののフランクフルトブックフェアにやってくるというので、ようやく会うことができた。
以下、PACKT Publishingのメモ。
- PACKTの発音は「パクト」で、ちゃんと最後のTを発音する。一応Packからきているけどこの名前に深い意味はなく、英単語にないものでキャッチーに聞こえるものを選んだとか。
- 創業は2004年。Wroxを創ったDavid MacleanがWroxを売却したあとに創った出版社。本社はイギリス。
- オンデマンド印刷と電子書籍でほとんどのタイトルを出版している。
- オンデマンド印刷にはLightning Sourceを利用している。ここが印刷から発送までやってくれている。
- 書店ではほとんど販売せず、Amazonと自社のサイトでの直販が中心。
思っていたとおり、なかなかユニークな出版社でとても興味深いミーティングだった。これからが楽しみだ。
昼飯をいつもどおりに会場内に設置されている屋台で食べたのだけど、寒くてたまらなかった。明日は屋内のレストランで食べよう。カツレツをはさんだサンドイッチにしたのだけど、カツレツは冷え切っているし、パンは固いし、ソースも何もかかっていなくて味気ないし、もう最低!
すべてのミーティングを終え、帰りに中央駅の売店でパンとハムとチーズを買ってきた。これが今日の夕食。いつもどおりの節約出張ね。
さて、買ってきたものを食って、風呂入って寝よう。
マイン川の河岸
メッセ会場入り口
昼飯のシュニッツェルサンドとヴァイツェンビア
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