この記事に出ている北海道大学の長谷川英祐さんというのは、私の大学時代の先輩だ。東邦大学理学部生物科の2年先輩で、生物部の部長でもあった。
私も生物部の部員だったので、一緒に遊びにいったり、バイトをしたり、日本蟻類研究会の学会に行ったりしたものだ。ほんとうに懐かしい。
私は大学を卒業してから生物学とはまったく無関係の職についてしまったが、こうやってがんばっている仲間の消息を聞くととても嬉しくなる。
こういう生態学系の生物学、動物行動学とかは、まったく金にならない学問なので、続けるのがほんとうにたいへんだ。当時の私の同級生の中にも、研究を続けているがゆえに未だに定職に就けずにいる人間がいる(奥さんに食べさせてもらっている)。私が生物学と無関係な職についたのも、生態学では食っていけないことがわかっていたからだ。
でも、こういう金にならない学問のほうが金になる学問より重要だと私は思う。
長谷川さん、がんばれ! 役に立たない後輩だけど応援しています!
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