2014年6月3日火曜日

「世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法」を読んだ


世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法」を読んだので、メモ。


米国イェール大学の元助教授である著者が、イェール大学の語学教育法を用いた英語習得法を解説するというもの。この手の本にありがちな、著者が経営する学校やら著者が作った教材に誘導しておしまいというものではなく、読者が自力で独学できるように他の文献や動画・情報サイトなどを多数紹介してくれているのがいい感じだ。

著者が述べているイェール大学式学習法の中で気になった部分を下記にメモしておく。


  • 動画を使って状況を理解したうえで英語を学ぶ

  • 発音記号を読めるようにし、音の違いを身につける

  • フォニックスによるアルファベットの正しい発音を身につける

  • 母音・子音を区別しながら単語をシャドーイングする。最後はなりきって演説をシャドーイングする。録音して確認すること

  • スペルよりも先に発音を覚える

  • RとLの発音の違いではなく、RとLとラ行の発音の違いを覚える

  • 発音の確認には、iPhoneの言語設定を英語に変えた上でSiriを使ってみる

  • 単語は日本語の意味ではなく、画像のようなイメージとして覚える

  • 前置詞は画像や動画、体を動かして覚える

  • 英語の語源から語彙を増やす

  • 連語を収録したコロケーション辞書を使う

  • グラマー、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの5種類の中で最初に学ぶべきなのはグラマー

  • 文法は自分のレベルより少し下くらいのもので、英語で書かれた本で学ぶ

  • 「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」

  • 「読む・聞く・書く」よりも「話す」を優先する。「話す」能力は他の能力を引き上げる

  • スピーキングの反応速度を上げるために会話のパターンを覚える

  • 自分が話す英語を録音して聞き返す

  • まず自己紹介を完璧にする。英語で履歴書を書く

  • 英語はロジカルに書く。英語論文の書き方を身につける

  • 習得が最も難しいのはリスニング

  • ニュースを聞きながら書き取る(ディクテーション)ことでリスニングとライティングの両方を身につける

  • 1つのものを何度も聞く(やる)500回

  • まず1冊英語の本を読む

  • わからない単語の8割は最初の20%のページに登場する

  • 英語の修行を続けていてもだめ、英語を使う、英語で学ぶ


まず最初に正しい発音を身につけ、常に状況をイメージしながら単語・フレーズを覚えていく。そのために動画(映画)を活用すべし。英語を学ぶのではなく、英語で学べ。というあたりが肝かな。


この本で私が一番役に立つと思ったのが、本文中で紹介されている教材なので、まとめてリストしておく。








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