注意! 若干ネタバレあり!
世間で大いに話題になっているのは知っていたけど、人が騒げば騒ぐほど興味がなくなるというひねくれた性格なので見に行かなかったのだが、上映がそろそろ終わるという今になってやっぱり見ておかないと後悔するんじゃないかという気持ちになったので見てきた。2D字幕版。3Dにすればよかったかな、まぁ、よしとしよう。
ところで、このアニメ、ミュージカルだったのね。大ヒットしているLet It Goはただの挿入歌だと思っていたので、本格的なミュージカルだったのにはびっくりした。Let It Go以外の曲もなかなかよかった。
ストーリーは、まぁ安心なディズニークオリティ。たいして悪い人もでてこないし、悲劇もなし。両親が死んでしまうのは悲劇だけど、さらっと流して、悲劇として描かない。
女性に受けたのは、自分の持つ力を恐れ、両親に言われたとおりに人を避け、城に閉じこもっていたエルサが、自分を認め、その力を開放して美しい雪の女王になっていく姿なんだろうなぁ。Let It Goを歌いながら氷の城を作り上げていくシーンは、開放感と喜びにあふれている。
ところで、エルサが城を逃げ出して雪山を彷徨うシーンを見てリア王を思い出したのだけど、そんなことを思うのは私だけ? 特に雪だるまのオラフが出てきたときには、荒野を彷徨うリア王に付き従う道化だって、強く感じたんだけど。
エルサがリア王で、オラフが道化、アナがコーデリアだよね? 違う?
あと、しょうもない王子が自分には12人兄がいるって言っているのは、自分は13番目のユダだって言っていたわけだよね。これ、見ているときは気が付かなくて、帰りの電車で気づいた。にぶすぎるな、自分。
音楽がすごく気に入ったので、帰りにTower RecordによってサウンドトラックのCDを買ってきた。デラックスエディションの2枚組で、日本語吹き替え版の歌も入っている。あと、マルチランゲージバージョンという、いろいろな言語のメドレーになっているLet It Goも入っている。日本語版も案外よくて、現在ヘビーローテーション中。
追記と訂正
ずいぶん前にartonさんに「ユダは13番目の弟子ではない、ユダも含めて12使徒」だと指摘されていたのだけど、ちょっとWikipedia「イスカリオテのユダ」で調べてみた。
なお、ユダは12番目の使徒であり[1]、彼が裏切りの末死んだためにマティアが新しい12番目の使徒となった[2]のであって、イスカリオテのユダを第13使徒とするのは誤りである。
また、同じくWikipediaの13(忌み数)にも、ユダを13番目の弟子とするのは俗説だと書かれている。この解説には、
北欧神話では、12人の神が祝宴を催していた時に、招かれざる13人目の客としてロキが乱入した。このロキがヘズをたぶらかしてバルドルを殺害させており、後に起こるラグナロク勃発の起因となった。キリスト教神話においては、サタンを13番目の天使であるとする設定があり、これは土着神話のキリスト教化の中で北欧神話の話を元に生まれたとされる。このことから、英語では13のことを「悪魔のダース」(devil's dozen)とも呼ぶ。
とも書かれていて、ユダとサタンが頭のなかでごっちゃになっていたのかもしれない?
とりあえず、ユダを13番目の弟子だというのは間違いだったので、訂正しておきます。すみませんでした。
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